2009年8月6日木曜日

歓迎・・・水戸黄門様御一行

 先週のこと。TBSの水戸黄門第40部の第1回を見た。なんと発生した事件には、津軽藩が関わっている。事件はこの1話で完結。勧善懲悪よろしく悪は懲らしめられた。第1回とあって、悪役も大物俳優が演じていた。

 さて、事件解決に活躍した津軽藩の家来を助けた黄門様は、そんな優秀な家来を持つ津軽の殿様と是非一献・・・ということで、いつものように一行を伴い、津軽に向けての世直し旅に出ることになった。敵か味方か微妙な伊賀出身の松尾芭蕉、曾良師弟も同じように北を目指す。これから、様々なストーリーが展開されることだろう。まさか、来年12月の新幹線青森駅開業にあわせて、黄門様一行がやってくるわけでもないだろうが・・・。もしかして、そうだったりして。

 それはともかく、津軽藩にせっかく黄門様がおいでになるのであれば、是非、鯵ヶ沢町においでいただきたいものだ。というのも、津軽藩の始祖「光信公」が城を構えて津軽統一の第一歩を踏み出したのが鰺ヶ沢の地であり、それを足がかりに5代目となる藩祖為信公によって津軽は統一された。鰺ヶ沢が津軽藩発祥の地といわれる由縁である。

 藩政時代には津軽藩から大坂向けの米が移出される御用港として、津軽と上方との交易により大いに栄え津軽藩の経済を支えた。町の中心部にある白八幡宮は、藩祖為信公が藩の費用で社殿の造営を行い歴代藩主が参拝に訪れたし、4年に1度開催される白八幡宮大祭は藩の命により開催され、300年以上の歴史を誇る。(今年が開催年。8月14日~16日開催。)  ⇒(写真)白八幡宮大祭の様子
 
 また、藩主が立ち寄るための御仮屋や町奉行所もあった。つまり、鰺ヶ沢は津軽藩にとって極めて重要な地であったのだ。よって、時代劇には欠かせないアイテム?も多く、脚本も書きやすいと思う。

 そんなこんなで、津軽藩に向かっている黄門様一行には、津軽藩との関わりが非常に深い鰺ヶ沢に是非ともお立ち寄りいただきたいと思っている。TBSの関係者の皆様、制作会社の皆様、是非、黄門様一行の旅の訪問地として鰺ヶ沢町について是非ご検討を・・・。<M>