さて、事件解決に活躍した津軽藩の家来を助けた黄門様は、そんな優秀な家来を持つ津軽の殿様と是非一献・・・ということで、いつものように一行を伴い、津軽に向けての世直し旅に出ることになった。敵か味方か微妙な伊賀出身の松尾芭蕉、曾良師弟も同じように北を目指す。これから、様々なストーリーが展開されることだろう。まさか、来年12月の新幹線青森駅開業にあわせて、黄門様一行がやってくるわけでもないだろうが・・・。もしかして、そうだったりして。
それはともかく、津軽藩にせっかく黄門様がおいでになるのであれば、是非、鯵ヶ沢町においでいただきたいものだ。というのも、津軽藩の始祖「光信公」が城を構えて津軽統一の第一歩を踏み出したのが鰺ヶ沢の地であり、それを足がかりに5代目となる藩祖為信公によって津軽は統一された。鰺ヶ沢が津軽藩発祥の地といわれる由縁である。
藩政時代には津軽藩から大坂向けの米が移出される御用港として、津軽と上方との交易により大いに栄え津軽藩の経済を支えた。町の中心部にある白八幡宮は、藩祖為信公が藩の費用で社殿の造営

また、藩主が立ち寄るための御仮屋や町奉行所もあった。つまり、鰺ヶ沢は津軽藩にとって極めて重要な地であったのだ。よって、時代劇には欠かせないアイテム?も多く、脚本も書きやすいと思う。
そんなこんなで、津軽藩に向かっている黄門様一行には、津軽藩との関わりが非常に深い鰺ヶ沢に是非ともお立ち寄りいただきたいと思っている。TBSの関係者の皆様、制作会社の皆様、是非、黄門様一行の旅の訪問地として鰺ヶ沢町について是非ご検討を・・・。<M>