
続けて「旅行者にとって、食の情報に対するニーズは高い。このまちには、どういう食べ物があって、どこへ行ったら食べることができるのか。そういう情報が求められている・・・」と。
旅する者にとって、景勝地は心の満腹を得られるが、お腹の満腹を得るためには、花より団子、やはり地元産の料理や名物に限る。
さて、催し終了後、講師の方を囲んで職員数人とプライベートでの懇親の場が設けられた。その際、鰺ヶ沢産のアユの塩焼きをお出ししたところ、講師の方が「うまい」を連発。お褒めの言葉をいただいた。
赤石川のアユは、頭の側面にある三日月形の斑点が金色に近い黄班点になっていることから、金アユと呼ばれ珍重されている。なぜ、金色なのかというと、赤石川の上流は花こう岩が多く、その石に含まれる黄鉄鉱という黄色の金属質の影響によるらしい・・・と郷土読本を見ると書いてある。
町にとって、金アユは自慢の一品。特産の品としてPRもしている。では、アユの塩焼きをどこで食すことができるのかというと、町内では2カ所、しかも限定販売。売りにしている割にはちょっと少ないような気もするが・・・。
それはさておき、1カ所目は「海の駅わんど」の屋台で、予定では8月末までは毎日販売、9月以降は土日のみ(店内には飯寿などの加工品もある)。ただし、1日15尾程度の限定販売の上、雨天時は販売しないらしい。
2カ所目は、赤石川沿いの種里町にある「館の売店」。こちらは、白神御膳というメニューで、アユの塩焼きにご飯とおそば(小)、地場産品を使った日替わり小鉢3つに、フルーツ付き。
是非、一度、お試しを・・・。<M>